挫折はバネだ

ACT

2024年12月29日 00:00

中1クラスにはハイレベルな勉強を希望する生徒さんが多数集っている。

 
 多くは公立中生であり、私立中学受験を経験した生徒さんである。また、中学になってより高いレベルの勉強を希望する生徒さんも大勢いる。

 私が小学6年のときに開成中学を受験した。塾から5人が受験をして2人が合格した。私は不合格だった。発表の後の日曜日に新宿の三越にいった。当時、パソコンは秋葉原のような大きな電気街にいかないと触れなかった。三越の地下にあった家電売り場になぜかシャープのMZ1200というモニターとカセット(当時はハードディスクもないし、フロッピーも高かった)がついていた。いじっていると隣で即売をしている。何かのアクセサリーが1000円とのことだった。このアクセサリーが貝でできていた。

 「このアクセサリーはカイセイ、カイセイだよ。カイセイチュウガクじゃないよ」

 私はどきっとした。落ちて数日しか立っていないのと。母は苦笑。即売のおっさんも私のことなんか知らずに言っているのだろう。

 帰り道で母に「開成ってどんな勉強をしているんだろう?その進度に乗れば東大いけるかもね」

このような話をしてきた。翌日に母は開成の教科書を調べていた。英語がクラウン、数学は啓林などだった。開成の教科書は大久保の第一教科書で買えるから買いに行こうといってそのままだった。小学生のときに通っていた塾にそのまま中学でも通うことになった。バブルの少し前で自社ビルができていた。なぜか先生の交代が激しく、特に英語も年に何人も変わった。英文科を出てなぜか国語を教えていた先生がマンツーマンで教えてくれたこともあった。学校では壮絶なイジメと校内暴力であった。そんな中で開成の進度はどっかへ行ってしまった。

こんな経験に基づいて中学入試で惜しくも失敗してしまった生徒さんややる気に応えたい!

当塾では高校受験に向けて開邦中学校、昭和薬科中学校や首都圏の私立中学、進学塾の使用している教材を使用している。

これは、みなさんに少しでも国内トップレベルに到達してほしいという願いと最高の教材と最高の授業を提供することで学力アップをはかり志望高校に進学して高校でもへこたれない基礎学力をつけて欲しいからである。

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