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2017年11月25日

当塾中学部の試み


当塾ではJクラスを設置している。

このクラスは「じっくり」やるクラスという意味で「J」としてる。人数も5名以下。料金割り増しは一切ない。

多くの塾ではじっくりやる必要のある生徒のクラスを「基礎クラス」と位置づけている。このクラスは中位から下位の高校を目指すようにしている。もともと勉強習慣がなく勉強が好きでないためあまり力を入れないでも生徒が納得し、すこし成績が上がれば大々的に宣伝をする。「席次◎◎位アップ」という宣伝に利用されるのはこの手の生徒である。このアップした生徒さんの多くは「有名人」として仕立て上げられ、成績が上がったと思って勉強をしなくなるパターンが多い。そして元の成績に戻る。しかし、塾はそのことを一切触れない。こういった「席次◎◎位アップ」に引っかかってしまうケースが沖縄では本当に多い。

入試の対策になれば過去問題を扱いひたすら暗記させたり、英単語だけをひたすら暗記させたり、県立高校の数学の大問1,2を完璧にさせて30点近くの点で終わらせるなど信じられないような入試対策が行われている。そのため内申が低い生徒にこそ必要な入試での巻き返しが図れなくなる。その末路は自分が志望していた高校ではなく2次募集受けれ高校や最悪は中学浪人となってしまう。このような対策をしている塾では中堅高以上の人数や実名を大々的に掲示して宣伝するが、第二志望受け入れ高の人数すら明らかにしていない。

講師も適当な学生アルバイト講師を充てる。上位クラスは専任・ベテランクラスを講師が担当になるのだ。これは沖縄だけではなく東京でも同じような「待遇」をする塾が多くあった。

こういったことになる原因は生徒側にはない。塾側の怠惰である。じっくり時間をかけてやることが必要な生徒さんは「どうせできないう」という考えが根本にあり適当にあしらっていることである。せっかく親御さんが月謝を払っているのにその月謝も塾側のサービスから考えたらコストパフォーマンスも低い。

当塾ではじっくりやらなくてはいけない生徒さんには社長が自ら担任となり4期生から必要な年に別クラスで対応している。講師もベテラン講師や塾長をあてる。熟練した講師でないと勉強が苦手な生徒のモチベーションをあげるのが難しいことと、生徒がどんな疑問をもってきても返すことができなくてはいけないからである。また、生徒が遊びの話をしても切り交わせる講師でないとせっかくの授業時間が無駄になるのだ。

「よくなりたい生徒さん」と「よくしたい講師」の人間のぶつかり合いなのだ。「Jクラス」という名称は今年から正式についた名称である。実際は前からある。

じっくりやらなくてはいけない生徒さんはどこかで欠損がある。例えば英語なら単語数不足、文法事項の欠如。数学なら分数の通分や小数点あたりから怪しかったりする。こういったレベルをクリアーするのはそんなに難しいことではない。じっくり丁寧にわかりやすくすればいいのだ。

先月に開講した「ダメダメ英語→きらきら英語」もじっくりやるために一環である。何で英語を学ぶかという精神論からはじめ、中学英語を大文字の使用判断からはじめて曜日、月名などの暗記をしのがしている箇所、文法事項を丁寧に扱い。毎回150分というボリュームでやっている。英語嫌い、英語苦手の生徒さんが1月の英検で全員が3級に合格することを目標にしている。

じっくりやらなくてはいけない生徒であるからこそ塾は真剣にならなくてはいけないのだ。


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